【基礎スキー】谷回りで雪面を捉えることがクソ難しいシンプルな理由【地球に逆らうから】

この記事の結論:重力と反対方向に圧を加えるから谷回りは難しい

スキーヤーが10人いれば10通りの感覚や答えがあると思います。ここでは「一般的に」とか「普通に考えて」とか

その辺が前提としてあるので「俺はそう思わないんだけどなー」

って人もいると思いますがその辺はご了承ください

谷回りってなに??

ニュートラルからターンマックスまでの間

■類義表現
ターン前半、前半部分、前半、時計の針で言うと0(1)時から3時まで、舵取り部分、ターン中に安定ない場所、減速要素の少ない局面、落下する局面

人によって表現も違いますし、上記の表現で違う部分を伝える人もいると思います。そこはご自身で比較して判断してください

「谷回り」を動画で確認!30秒で理解できます

【基礎スキー】谷回りで雪面を捉えることがクソ難しいシンプルな理由【地球に逆らうから】

いくつか質問します。答えをみる前に考えてください

[qa-box01 title=”谷回りで止まれますか?”]無理ゲーです。重力を操れないと無理です[/qa-box01]

[qa-box01 title=”谷回りと山回りどちらが簡単ですか?初心者にターンを教える場合はどちらから教えますか?”]山回りです。スキー初日や技術導入時点で谷回りはできなくてOK[/qa-box01]

[qa-box01 title=”谷回り時は身体がターンの内側に倒れていますが何故ですか?”]落下を伴いながら常に動いているスキーヤーに遠心力が働きかけているから。バランスを保つために倒れる[/qa-box01]

つまり、谷回りでは遠心力をやりとりしながら重力と反対方向に圧力をかけていく必要あり!

  • スピードに負けずスキー板に正しくポジショニングしながら
  • 遠心力などの外力とやりとりし内径軸を作り
  • 尚且つ、重力と反対方向へ荷重する必要があります
  • が!フルパワーで常何時もやればいいってもんじゃない!

ポイントは他にもありますがザックリまとめるとこんな感じです。

僕は重力と反対方向(山の上)と表現しましたが、板を横に出す!自分の身体から斜め45度前に出す!

と言う表現も聞いたことがあります。ピンと来た表現を拾ってくださいね!

ターン中を比較

ニュートラル時

斜面に対してべったりとスキーを押さえつけている局面です。これはスキーにおいて超絶重要な動作です

谷回りの時

  • スキーヤーが動き続けていること
  • 遠心力が作用する

という条件があるからこのように立てます。というよりこのように立つのが効率良かったりします

この時「➡️」の方向へ踏みますが、これって重力に逆らっていますよね??

仮に止まっている時にこれやれって言われても無理です

山回りの時

斜面で立ってください。じゃあ、このポジションに近いですし割と簡単にできます

山回りは板を走らせたり次のターンへつなぐ曲面になるのでとても奥が深いですがただただ「踏む」にフォーカスすると

谷回りより圧倒的に簡単です

だって、斜面に立ち止まっているだけでコレはできちゃいますからね!

繰り返しですが「コレ」ができなきゃ話にならん

谷回りで捉えるってコレができていないとできません

※人によって矢印の方向と圧をかけていく強さは異なりますし、雪の状況によっても変化します

これ、普段何気なく生活しているだけではあり得ないポジショニングなんですよね

まず斜面で遠心力もらって倒れて安定しているポジションを取ることって日常生活であり得ますか?

自転車、バイク、オフトレならインラインで体感するしかないかなー??って感じです

https://wataru-ski.com/what-is-inlineskate/

https://wataru-ski.com/inline-ski-lesson-beginner1/

https://wataru-ski.com/inline-ski-lesson-beginner2/

まとめ

地球に逆らいながら雪上を制するスポーツだからスキーはやめられない

  • ニュートラル時に斜面に対して真っ直ぐ立っている
  • 谷回りに入る時に山上方向へ踏んでいく!
    ※ここはイメージが人によって違いますし、踏み始めるタイミングも違いますが谷回りの時に踏めている状態であれば捉えられているハズです!

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