【基礎スキー】プライズ検定では大回りの板は必要なのか??【結論:どっちでもいい】

ワタル(@hetaproskier)です

今回はプライズの検定において「大回り用の板」って必要なのか?ということを少し解説しています

こんな人に読んでもらいたい

  • 大回りの板を購入しようと思っている人
  • プライズの検定会に興味がある人
  • 大回りの板がプライズテスト で必要かどうか知りたい人

[qa-box01 title=”一応、プライズ持っている筆者はどんな人??”]

  • ファミリースキー経験して大学からガチで始める
  • 岩岳学生大会最高順位は50〜100番くらい
  • 大学4年次にテクニカル取得
  • 卒業後地方技術選に出場
  • なんやかんやあって現在プロスキーヤー

[/qa-box01]

ワタル
一般スキーヤーにとってプライズって憧れですよね!僕の意見だけでなく、アンケート調査もしてます!

プライズ検定では大回りの板は必要なのか??【結論:どっちでもいい】

結論を言ってしまうとどっちでもいいです笑

ショートの板とロングの板、使いやすい方使うでいいと思います

あいまいで申し訳ないんですがマジでこれです笑

もう少し言及すれば、大回り系種目はショートスキーでも問題なく力を発揮出るように調整してください

プライズ検定で大回りの板の使用がどちらでもいい理由

マテリアルの規制がないから

検定会は技術選とは違います

マテリアルに制限はありません。さすがに何か言われるかもですがロングの板でコブを滑っても問題ありません笑

近年、技術選で「マテリアル規制」という種目がありました。

某元トップデモンストレーターで技術選のジャッジをしたりしている人曰く「一般スキーヤーが2台保有するのは厳しい」という意見もあってこの種目が誕生したとか

プライズレベルだとショートスキーでも大回りしましょう!

どちらでもいいという言葉をこのように捉えることもできます

「ショートの板でもロングターンやフリーがしっかりとできるように!」

板の限界スピードやラディウス(R)が違うので高速系種目(大回り系)ではショートの板は扱いが難しいかもしれませんが、プライズレベルなら乗りこなせるよね?ってことです

そもそもロングとショートの板を使い分ける人が少ないような・・・

近年、プライズ検定会を見ていると

使い分けている人少ねえなー・・・って感じです
(完全に主観です)

僕自身はどちらかというと使い分ける派です。

その理由は雪不足で超緩斜面で大回り種目が行われたとき、前走に来ていた技術選選手がR27の板で滑っていたからです。

「大回りなんだから大回りの板ででなきゃダメだよ」ってあとで言われました。まあ、地方予選といっても技術選は技術選ですから!

以前、YouTubeに検定会の動画をアップしていました。
(※ジャッジや参加者の方々に誹謗中傷コメが少し寄せられたので現在非公開)

「大回りは大回りの板で出るべきじゃね?」みたいな文言を入れておいたら僕が少し燃やされました笑(プチ炎上)

これを機に、考え直したり周りの意見を聞いて
「どっちでもいいんじゃね?」って答えになっています

板に関わらず、上手い人が合格するから

結局は道具で大きく左右されるレベルならプライズに合格なんてできません!ってことです

これまで幾度が説明していますが、ロングの板だろうがショートの板だろうが高速系種目に対応できる術を身に付けておいてください

例えば「超絶荒れているから高速系もショートの板ですべろう!」みたいな選択の幅が広がります

実際、僕と同じ日に受験した友人はショートの板だけで合格していますしフリーの種目では加点ももらっていました

いや、大回りの板を絶対に履くべきだろう!という人

結構中立的な立場でお伝えしてきました。

しかし、経験上「こういう人は大回りの板を履くべき!」って人たちがいるので紹介していきます

地方の技術選の挑戦を視野に入れている人

技術選では明確にしっかりと高速系なら高速系の板を履くことが基本です

これまで技術選のためにトレーニングを積んできた人が検定を受けるのであれば、大回り用の板を使用することを推奨します

大回りの板を履いた方が断然調子良い人

いうまでもありませんが、道具が自分自身似合っていて使いやすいならそれを使った方がいいです!

僕がテクニカルに合格した時はまさにこれで、大回りの板の方が大回りしやすかったからというのも板を併用した一つの理由です

 

大回り用と小回り用のスキーを併用してテクニカルに合格した時の話

僕は併用しました!

大回りの板を使ってみてよかったなと思う点はやはり、スピードに強い!ってこととスピードを維持しやすいってことですかね?

小回りの板を使うとどうしてもターンの数が多くなってしまいます。

ターンが多すぎれば落差を取れませんからスピード感はイマイチです

まっ、急斜面小回りの演技ならそれでコントロールするのもありかと思いますが、プライズの高速系種目なら少し話は変わってきます

斜面状況への適応度

スピードと回転弧の調整

と評価基準にあります。

超絶ざっくりお伝えすると

検定員
あんた、プライズ目指しとるんやろ??プライズはエキスパートスキーヤーの証や!大回り系種目はどんな状況、どんな板を使ててもハイスピードで且つターン弧をしっかり調整してスキーをコントロールしてきなはれ!

ってことです。
※こんな生意気な検定員いないと思いますが笑

僕が受験した時は、総合滑降(フリー)の検定バーンが最後緩斜面だったので大回りの板を使ってよかったなーという感じです

小回りの板なら止まっていたかも笑

まとめ:プライズ検定で大回り用の板の使用はどちらでもいい

  • 検定会ではマテリアルを規制されない
  • プライズレベルだと道具に左右されてはダメ
  • 最近使い分ける人少ない(気がする)
  • 道具だけで合否は変わらない(上手い人が合格する)

この様な理由で「どちらでもいい」とお伝えしました!

一方「技術選参加」とか「大回りの板超好き!」みたいな人は検定でも使ってみることをお勧めしています

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テクニカル合格の基準は??とかよく質問されますが僕の意見としては

「まず、主宰しているSAJのことを理解しましょう」です

現場の指導員の人たちはこの書籍に記載されているような内容を勉強しています。まず、オフの間や滑走できない平日などにテキストで学習することもオススメです

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ワタル
実際に利用しましたが度肝抜かれました笑  YouTubeでもレビューしているのでこちらをご覧ください

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