【超入門】インラインスケートでスキーの練習!基礎知識と環境、道具の確保
今回は確実にできるようになりたい動作をまとめました
ここで紹介する動作が全てできるようになると「インラインを履いて歩くことができる」レベルまで到達します。
確実に一つ一つ段階を踏んで上手くなっていくことをオススメしますのでゆっくりと確実にご案内していきます
インライン技術解説に関する一連の記事はこちらを参考にしていますが、最終的に「坂道をパラレルターンで滑りスキーの動きにつなげる」為の内容になります
記事内容訂正中です。少し記載にミスがあったりするかもですが内容は大きく変わりません
トレーニングカリキュラム
①インラインを実際に履くまでにやりたいこと
- 最低限理解したい専門用語紹介(前回の復習)
- 手すりor人に補助してもらう環境を見つけよう(できれば)
- インラインより、先にプロテクターを装着しよう!
- インラインを履いてみよう
②インラインを履いてから身に付けたい技術
- インラインを履いて立ってみよう
- 転び方
- ブレーキをかける方法を知る
- ローラーを回さず歩いてみましょう
- 少しローラーを回して歩いてみよう

Contents
【超入門】インラインでスキーの練習!まず確認できるようになりたい動作
①インラインを実際に履くまでにやりたいこと
パート1:最低限理解したい専門用語
ポジション | インラインに対しての体の位置 |
---|---|
ローラー(ウィール) | インラインのローラー部 |
ヒールブレーキ(ブレーキ) | ブレーキ部 |
スケーティング | インラインで滑走する為の基礎技術(スピードスケートのイメージ) |
後傾 | ポジションがインラインに対して後ろすぎ |
前傾 | ポジションがインラインに対して前すぎ |
パート2:手すりor人に補助してもらう環境を見つけよう(できれば)
以前、お伝えしました。そもそも、場所を確保できないのにインラインの道具を買うな!
復習を兼ねてもう一度お伝えすると「インライン可能な公園」か「人気のない公道ならOK」です
ここでお伝えしたいことはシンプルに練習協力者がいればいいね!っていうだっけの話です。
スマホがありますから撮影してもらうのもオススメです。イメージと実際の動きのズレを確認しましょう!ほんとこれ大事です!!
シンプルに”練習協力者”を探そう!(推奨)
パート3:先にプロテクターを装着しよう!
プロテクターはマジックテープで止めるだけのものもありますが、筒状になっておりそこに腕や足を通すタイプのものもあります
つまり、先にインラインを履いてしまってはプロテクターを装着できません笑
結構やってしまいがちです・・・
しょうもないことで練習前からイライラします。こんなところで良質な意思決定の回数を削る必要もありませんし、ストレスをためる必要もありません。1日に、そう何度も良質な意思決定はできませんからね
なんでこんなくだらないことをわざわざ書いているのかと言うと、効率化して欲しいからです!無駄なことは省き、「いつも右手の肘からプロテクターをつけるなど」ルーティン化してしまえば究極に減らせるはずです
インラインより先にプロテクターを装着!ルーティン化して効率化!
パート4:インラインを履いてみよう
プロテクターをしっかりとつけることができればインラインを履いてみましょう!これも「いつも右から履く」などと決めておくといいかもですね!
履き方は説明するより動画で確認した方がいいと思います
正しくインラインを履こう!



②インラインを履いてから身に付けたい技術
ざっくりお伝えすると
- 立ち上がる
- プロテクターを利用して転ぶ
- 正しく立つ
- ステップしてみる
- 歩いてみる
- ブレーキをかける
この手順で練習するといいかと思います。必要に応じて順番を入れ替えてみてください
パート1:インラインを履いて立ってみよう
膝立ち→片膝立てる→出した足に腕乗せる→そのまま立つ、これだけです
膝立ち→片膝立てる→出した足に腕乗せる→そのまま立つ
パート2:転び方
インラインの正しい転び方ってあるんですけど・・・
正直、難しいです。僕もやれと言われればできないかもです笑
しかもプロテクターを装着していることが前提条件での解説になりますので難易度は高めです。
プロテクターの購入ができなかった人はせめて「長ジャージ」×「軍手」のスタイルで練習しましょう。夏場も基本これです
転び方としてはできるだけケツから転びたいですね!先に手で支えてしまうとそのうち手首もげます
インラインのプロテクターがある場合は、膝から転ぶ方法もありますが、実際後傾(体が後ろ)になって転ぶパターンが多いので実用的ではないと個人的に考えています
※斜面を滑っていて転ぶとき、この転び方は難しすぎますし使えた試しがありません。
プロテクターある人は膝から、ない人はケツから!状況に応じて推奨する転び方は違います。
パート3:基本姿勢を学ぶ
スキーにおいて「足首、膝、股関節」が適度に曲がったポジションがよしと言われています。インラインでも基本的にこの意識でOKです
- スタンディングポジション
- Vスタンス
- Aスタンス
この3つは今後上級者へとステップアップしていく段階でも絶対必要な部分になるので詳しく解説します
①スタンディングポジションの作り方
ローラーが止まっている状態で必ず行ってください!
- 軽くジャンプして着地した時のポジション(A)
- 足を前後すりすり問題なくできるポジション(B)
(A)で足首膝股関節が曲がったポジションを確認し、(B)で前後のポジションを安定させるなどの役割を持たせます
(B)は後のヒールブレーキを会得する方法につながってくるのでとても大切な要素です
②Vスタンス
カカトをつけて爪先を離す立ち方です
- 立っているときに使える
- 推進力を得るきっかけにできる
(スウィズルへと繋がるが理解しなくてOK)
③Aスタンス
ただ、足を広げて立ちます。東京タワーのような立ち方です。大きく広げすぎる必要はありません
この画像の場合、もっと広げた方がいいかもですね!
Aスタンスからの元の足幅に戻していくとブレーキをすることが可能になります
- 立っているときに使える
- ブレーキとして使える
- ターンにも応用することができる
パート4:その場でステップ!(足踏み)
- その場で普通に足踏み
- 少し体軸を軸足にシフトして足踏み
- 体軸を軸足の真上に持ってくるようにして足踏み
(静止した状態でやるとまあまあ難しいです!できなくてもOK) - ※滑走中は体軸が軸足を追い越す場合が出てくる
①ができればとりあえずなんとか進めます、②ができれば難なくインラインで歩けますし、軽くスケーティングが可能③はスケーティングをマスターする上で必須要素
④はスキーヤーがターンを開始するときに超必須スキルですが、はじめはできるわけないのでスルーしてOK
意味不明だと思うので動画を後日掲載します。とりあえず、その場で足踏みできればOK!
パート5:ブレーキの掛け方を知る
ブレーキの方法を「知る!」これでOKです!
- ブレーキパッドを使う
- Aスタンスで止まる
①は初歩の段階でマスターは無理です。初心者の段階では「どんな形でも止まれるようになること」
これを最優先しましょう!精度はどうでもいいです。Aスタンスで止まる方法が比較的簡単です
ワイドスタンスで立つ→少し押してもらう→足を閉じて行き止まるでもOK
Aスタンスで止まれる方法を知る
パート6:ローラーを回さず歩く
しっかりとしたポジションで歩かないとローラーが回っていしまいます。ある程度インラインに慣れていてもローラーが回ってしまう人はポジションが悪い可能性があります
歩幅は小さく、ゆっくり確実に行いましょう!その他のポイントは下でまとめています
※ポジションとはインラインに対しての身体の位置
ローラーを回さず歩く
- 歩幅は小さくゆっくり歩く
- 手すりや補助してくれる人が近くにいると安心
- 目線は遠く
- 軽くジャンプして着地したポジション(足首、膝、股関節がちょこっと曲がったところ)を少し意識
パート7:ローラーを少し回して歩く
ようやくインラインの性能を発揮する段階にきました!
進んでいくインラインに対して身体が遅れないように注意してください
これまでのパートをそつなくこなせればできるはず!
インラインスケートの初級編を動画で確認しよう!



【まとめ】インラインでスキーの練習!まず確認できるようになりたい動作
①専門用語 | このページを脚注なしで見れるとOK (わからなければこちら) |
---|---|
②欲しい環境 | 手すりか人に協力してもらおう(推奨) |
③プロテクター | インラインより先に装着! |
④インラインを履こう! | 履き方を決めよう!とりあえず履けたらOK |
⑤立ってみよう | 膝立ち→片膝立てる→出した足に両手乗せる→立つ |
⑥転んでみる | プロテクターを利用して転ぶ、ない人はケツから! |
⑦ブレーキ方法 | 足を出す!乗る!(この時点ではできなくてOK ) |
⑧ローラーを回さず歩く | ローラーが回らず歩ければOK |
⑨少し、ローラー回して歩く | ローラーを回しても歩ければOK |
関連記事
次回、少しレベルが上がります!インラインでヒールブレーキを使って止まれる!まで解説予定(準備中)