スキーヤーあるある!専門用語がわからなかった時、レッスン受講者の頭の中は??

当記事は筆者自身のスキーのインストラクターとしての経験及び、スキー特有の専門用語に苦しみ伸び悩んできた約10年間の経験から答えを導き出しています。僕の10年分の答えを集約していますので皆さんはタダで持って行ってください(笑)

ワタル(@hetaproskier)です

スキーってわけのわからない専門用語多くないですか??ってか多いです!(笑)

この記事は、スキーを分かっている人と分かっていない人の頭の中をのぞいてどんな状態なのか?を解説していきます。

スキーを教える立場にある人は受講者の立場を改めて理解でき、受講する立場の人は何をするべきなのか??を理解することができる内容となっています。

正直、わかりにくい専門用語が増えるのは致し方ないことだと僕は考えています

だって、日常生活で硬いブーツはいて、山に登って変な長い板付けて坂道を滑り降りることありますか??

ないでしょ!そんな不可思議な状態で不可思議なことを不可思議なロケーションで行うんですから、分かりにくい用語になってしまっても仕方ないんです

スキー業界においてYouTubeのパイオニアでもある齊藤さんも同じようなことを仰っています

もちろん、筆者のワタルもYouTubeで解説しています
https://www.youtube.com/watch?v=4_h3SCkljnA

ワタル
怪しい人が解説しています。まあ、僕なんですけどね(笑)

この記事を読む前に

  • スキーを教える立場にある人(インストラクター)と受講者のマインドに分けてわかりやすく解説します
  • まずは、スキーを教える立場の人の伝えていることが完璧に理解できている人の頭の中をお伝えします
  • その後、インストラクターの人(普段スキーを教えている人)は受講者の頭の中に「?」が付いてしまうとどのような状態になるのかをこの記事で学んでください
    →受講者(普段スキーを教えてもらっている人)は頭の中に「?」ができてしまった時の対処法を学んでください
    →インストラクターとして受講者の頭の中に「?」ができないような対策は??

インストラクターの言うことを完璧に理解している受講者の頭の中

※の部分が受講者の頭の中で考えていることです

インストラクター
あなたの滑り方はやや身体の位置がスキーに対して後ろ、つまり後傾なんですよ
受講者
後傾ですか・・・

※え??後傾なんや・・・直そ、マジで

インストラクター
特にターンの前半!谷回りの部分でトップが浮いてしまっているんですよ。これは後傾の人あるあるのミスで、エッジングが後半に集中してしまうんです
受講者
それってどんな問題があるんですか??

※ターン前半でトップ浮いてたら前半から制御できひんよな?まあ、一応質問しとこ

インストラクター
つまり、ターン前半部分では全く制御できない滑りになってしまい、急斜面やハイスピードになった時は全くスキーをコントロールできないんですよ。急斜面苦手じゃないですか??
受講者
確かに苦手です・・・、では前半部分にもっとポジションを前に持っていく練習をすればいいということですか??

※やっぱりそうや!思い通り、プロに見てもらうと一発で癖見抜かれるなw

インストラクター
その通りですね!今回のレッスンでは前半から捉えを早めていけるようなバリエーショントレーニングをしますので練習していきましょう!
受講者
はい!

※よっしゃ!今日中に癖を直すぞ!!

インストラクターの言うことを全然理解していない受講生の頭の中

※の部分が受講者の頭の中で考えていることです

インストラクター
あなたの滑り方はやや身体の位置がスキーに対して後ろ、つまり後傾なんですよ
受講者
後傾ですか・・・

※え??後傾なんや・・・直そ、マジで

インストラクター
特にターンの前半!谷回りの部分でトップが浮いてしまっているんですよ。これは後傾の人あるあるのミスで、エッジングが後半に集中してしまうんです
受講者
それってどんな問題があるんですか??

※え?谷回りってなんやったけ??

インストラクター
つまり、ターン前半部分では全く制御できない滑りになってしまい、急斜面やハイスピードになった時は全くスキーをコントロールできないんですよ。急斜面苦手じゃないですか??
受講者
確かに苦手です・・・

※ところで谷回りってなに??

インストラクター
あなたの場合、前半から捉えを早めていけるようなバリエーショントレーニングをすれば癖は直ると思うので練習していきましょう!
受講者
あっ、はいぃ

※谷回りってなに??ところでなんで急斜面苦手ってバレたん??てか後半何言ってた??

専門用語の分かっていない受講者の一つの特徴として
「1でもわからないワードがある」とすぐに思考停止してしまうことが挙げられます。この例でいうと「谷回り」という専門用語がでてから受講者は完全に思考を停止してしまいました。

思考停止しちゃった受講者ができる対策

※今回は上の例の一部にもあるように、スキーの専門用語のうちの一つ「谷回り」を例にお伝えします

今すぐソッコーで対策できるもの

  • その場で「谷回りってなんすか?」と聞く
  • とりあえず、「谷回り」ってなんのことかを「谷回り以外」のインストラクターの言葉からを推察する
  • とりあえず、そこには気に留めずガン無視する

最低限レッスン中にやっておきたいこと

  • リフトの上で「谷回りってなんすか?」と質問する
  • もう一度「谷回り」を理解してから同じ話を簡単に聞く

レッスンが終わってからやっておきたいこと

  • ノートにメモを取る(スマホでもOK!なんせ記録を残す)
  • スキーの用語等に関する勉強する
  • 新しいことに挑戦するのではなく雪上でも復習する

受講者が思考停止しないようにインストラクターがやるべきこと

レッスン中に心がけること

  • 相手のレベルの応じて使う言葉を選ぶ
  • 分かりにくい専門用語は噛み砕いて説明する
  • PREPを意識する
    (結論、理由、例え、結論をできるだけ簡潔に伝える)

※PREPとか小難しいこと言ってますが、
①あなたの滑りは後傾です(結論)②切り替え~ターンに入るときにの時に腰が引けていて板に乗れていないからです。(理由)③後傾になっているとスキーが暴走します、車で言うと交差点曲がる前に減速していないのと同じ(例え)④だから、後傾を直しましょう!(結論)

この程度でいいです!

レッスン前や終わってからやるべきこと

  • いろんな角度からスキーを学ぶ
  • 多くの人の意見を聞く→いろんなこと言われるが皆が言う共通事項がほぼ正しい
  • レッスンの反省
  • 自分自身のスキルアップ!

まとめ:わからないことあるとそこで思考停止!

今回は、レッスン受講者がわからないワードがあると思考停止してしまうことを説明しました

スキーの専門用語の一つ「後傾」が分かっている人にとっては

あなたの滑り方は「後傾」なんですよ、「後傾」だから暴走して急斜面すべれないんです
「後傾」だから、すべて崩れるんです。「後傾」を直しましょう!

というように上の文章で理解ができると思います

分かっていない人にとっては

あなたの滑り方はピーなんですよ、ピーだから暴走して急斜面すべれないんです
ピーだから、すべて崩れるんです。ピーを直しましょう!

と言われているのと同じで、数学のXYと同じ感覚に近いものになっています。ここに谷回りなんていうパーが混じってくると連立方程式みたいになって余計にややこしくなります

この例えもややこしいかもしれませんが(笑)

ワタルは初心者からでもわかりやすく!YouTubeで解説します!

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スキーの技術論は「これだ!」という正解というものを導き出すのがとても難しいです。ある種、宗教や思想と同じで多くの指導メソッドがあり、流派があるのも事実です

僕が推奨するのは多くの知識を取り入れ、比較し共通部分を探る!という方法です。

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