大変長らくお待たせしました
吉田プロからリザルトとコメントが届きましたので報告させていだだきます
女子大回り
BIB1 82ポイント
全体的にまとまっている良い滑りといえる。スタンス幅が少し狭くバランスが取りにくいのと身体腰が回っているのでタメが少ないのが気になるところだ。
BIB2、85ポイント
積極的にスキーへの働きかけを行っているのがみて取れる。まだまだ荒削りではあるが、魅力的な滑りと感じる。次のステップに進むには受け止めた圧をどのように次のターンへ繋げていくかを考える必要がある。
BIB3、84ポイント
滑りのポテンシャルは非常に高いが、4ターン目でエッジが食い込みすぎて失速をし結果的に5ターン目はタイミングが合わず体を極端に外側に寄せすぎたため動きにぎこちなさが出ている。オンライン技術選ではなるべく失敗の少ない滑りで自信を持って勝負できるかどうかも大事なポイントだ。
BIB4、81ポイント
スキーへ圧を加える際に腰が外れてしまっている。結果としてターン中に動きが止まる点が気になる。女子選手に多い特徴だが筋力が低いことも理由として考えられる。
BIB5、82ポイント
スタートからゴールまで落下していく意識は評価できる。
ただ一方で印象に残るターンが少ないので高得点にはつながりにくい。
長所を伸ばす工夫ができるとよりレベルアップが期待できる。
BIB6、77ポイント
綺麗な動きではあるが若干サイドカーブまかせな滑りにも見える。
もう少し自らがスキーに対して仕掛けていく姿勢が見えると評価につながるだろう。
女子小回り
BIB1、83ポイント
大回り同様身体腰が回るので結果的にターンをコンパクトに仕上げ切れていない点が気になる。
小回りは特にターンとターンのつなぎ目をスムーズに行っていく意識を持つと良いだろう。
BIB2、80ポイント
体重が軽いこととスキーのスペックから考えるとかなりハードなシチュエーションだったのではないかと想像できる。
ターン後半にエッジングが集中したために切り替えのところでスキーを振る動きが少し目立つため、エッジングのタイミングを早い段階から行う練習をしてみよう。
BIB3、85ポイント
勢いのある良い演技といえる。
右手がストックを突く際身体の前に出てくるので右ターン始動時に左腰が引けている。それにより捉えも遅くなっているので、ストックワークの改善を図りたいところだ。
BIB4、81ポイント
切り替えで上に抜けるので若干ターンの連続性に欠ける部分が見受けられる。
切り替えのポイントで圧を受けるのではなく、ターンのMAXから次のMAXへのイメージを持つと良いだろう。
BIB5、82ポイント
ゴール前の失敗がもったいなく感じる。
中間の演技で膝や股関節などの動きが鈍いので圧を最後まで吸収できていないように思う。
脚部の動きを柔軟に使っていく意識を持つと良いでしょう。
BIB6、78ポイント
非常に丁寧な滑りだ。
ただもう少しスピードアップを意識することでまた新たな感覚を得ていくことが可能になると感じる。
女子総合滑降
BIB1、84ポイント
滑りのポテンシャルが非常に高いので、そこから先の深い内傾角やスキーを抑える姿勢などもったいなく感じる部分が多い。まだまだ飛躍できる可能性を感じる。
BIB2、83ポイント
勢いのある良い滑りだと感じる。右ターンのシェーレンが気になるので、演技構成が逆サイドで展開した方が弱点は隠せたように思う。
BIB3、86ポイント
総合滑降の名にふさわしい演技構成だと感じる。
斜面の特性も理解したスムーズな演技が高評価に繋がった。
BIB4、82ポイント
リズム変化のあとに暴走している印象が強いので、構成がうまくハマっていなかったのだろう。斜面の特性を理解しながら演技を組むこともこの種目のコツと言える。
BIB5、83ポイント
内股関節の屈曲をもう少し上手く使うことでスキーのたわみはまだまだ引き出せるだろう。
身長が大きいので、左右の脚の差を存分に活用することが滑りのダイナミックさを演出する。
BIB6、78ポイント
身体腰が回っているのでスキーがずれているターンが何箇所か見受けられる。
しっかりを外力を受け止められる姿勢を意識しつつ強いエッジングを心がけてみよう。
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— ワタル@日本一下手なプロスキーヤー (@hetaproskier) April 15, 2020
