大変長らくお待たせしました
吉田プロからリザルトとコメントが届きましたので報告させていだだきます
ジュニア男子大回り
BIB19、84ポイント
ターン内方向へ力を使おうとするのが過度に出過ぎているように思う。ポジションは悪くないので落下方向への力の使い方を身に付けることでダイナミックな滑りが可能となるだろう。
BIB20、85ポイント
左ターンの方が得意なのだろう。切り替えまで体重を乗せすぎてターンリリースがワンテンポ遅いように感じる。得意なターンによくあるケースだがそのしわ寄せは次のターン始動時に出てくる。
BIB21、87ポイント
非常にバランスが良い。滑りの癖もなくミスも出にくいパターンだ。さらに高得点を目指すにはアピールポイントとなる部分を強化することだ。
BIB22、86ポイント
斜面設定もあるがターンサイズがやや慌てているような印象がある。切り替えで重心が後ろに残ったまま単発な動きになっているのでその影響もあるかもしれない。エッジグリップは非常に素晴らしいように感じる。
BIB23、87ポイント
スムーズにいったターンと一発でエッジングが決まらず二段エッジングになっているターンとの差が少し気になる。
滑りの方向性は良いので精度を上げていく事と新たなスピードの次元にも挑戦してもらいたい。
BIB24、89ポイント
非常に高い可能性を感じる滑りだ。もう少し力の使う方向を落下方向へつなげていくことでスキーの抜けと走りを演出することができるだろう。
BIB25、85ポイント
上半身で傾きを作りにいきすぎているので重心の移動量の妨げになっているように思う。魅せ方が上手なので本質的な部分を向上させることでまだまだ成長が見込める。
BIB26、91ポイント
かなり急斜面のはずだがそれを感じさせない滑りといえる。
シニアの大会さながらの雰囲気をまとって演技で非常に素晴らしい。
ジュニア男子小回り
BIB19、83ポイント
落下していく距離と回旋量がまだ噛み合っていないので上位選手に比べるとややスピード感や迫力に欠ける部分がある。ポテンシャルは非常に高いのでちょっとしたコツで大きなジャンプアップが見込めるだろう。
BIB20、87ポイント
素早い切り替え動作と心地よいリズム感で一気に滑り降りた。更なるジャンプアップを期待するにはより力強いエッジングを身につけていくことだ。
BIB21、88ポイント
急斜面設定の中でブレない体幹から日頃のトレーニングをしっかり行なっていることが伺える。エッジング後に足元がブレる時がたまにあるので今後はその辺の調整が必要になってくるだろう。
BIB22、84ポイント
すねの角度に対して上体がやや前傾過多になっているのでテールの動きが大きく出ている点が気になる。
迫力は感じるので是非ジャンプアップを期待したい。
BIB23、84ポイント
スムーズな切り替えでストレスなく滑っているのが印象的だ。小回りとしてはややリズム感が不足しているように感じる。同じターンサイズであってもリズムがあるかないかは印象に違いが出てくる。
BIB24、89ポイント
これだけのスピードの中でしっかり角付けを行なっているので小回りらしいリズム感と勢いが感じられる。関節の柔らかさもストロングポイントといえる。
BIB25、83ポイント
小回りにおいてはターンのリリースを素早く行なっていく必要があるため上半身の傾きはあまり使用しない方がベターといえる。足元から動き始めるイメージでトレーニングをしてみよう。
BIB26、90ポイント
エッジングの強さもさることながら、タイミングが早いことが全てを物語っている。途中で弾かれそうになったミスもタイミングが早いので次に上手く繋ぐことができている。これが後半のエッジングになると上に抜けてしまい暴走に繋がる。
ジュニア男子総合滑降
BIB19、87ポイント
他の種目に比べて最もよく動けているように感じる。途中のウェーブの越え方もタイミングがよく、見事に演技の中に組み込まれている。お手本になる構成だ。
BIB20、87ポイント
滑りの中にこれといった弱点が少ないが、アピールできるポイントがあるともっと良い評価を得ることができるだろう。より早いスピードの次元の中に身を置いてみることで新たな感覚を手に入れることができるように思う。
BIB21、86ポイント
種目の特性上もう少しどこかにポイントを置いた構成にチャレンジしてみたかった。
特に素早いところの動きが見えにくかったので構成の中に組み込むか、あるいは早い動きが苦手なのであれば縦に切れこむ鋭いターンで下までスピード感を持って制覇してみたいところだ。
BIB22、88ポイント
ターン前半で捉えてから仕上げていくまでのタイミングが素晴らしい。また構成も自身の良さを最も魅せることができるラインで一気に駆け抜けた。
BIB23、85ポイント
大回り同様二段エッジングのターンがやや気になるがその辺は成熟度は増せば改善されるだろう。また種目上もう少し全体的に流れのある構成を組むことができればもう数点アップが期待できたように思う。
BIB24、86ポイント
切り替えに至るまでの過程で動きが止まっているのが気になる。構成に惑わされたか。ポテンシャルは高いので工夫次第でまだまだ上位が見込める。
BIB25、87ポイント
難しい斜度設定の中で上手く左右の差を見せないように滑り切ったように思う。
最後のゴール前で深いリズム変化を入れられたことも印象が良い。
BIB26、91ポイント
ターン弧によって動きのスピードを変えられている点が素晴らしい。ターンサイズ意外に緩急をつけられるようになるとあらゆるシチュエーションに対応できるようになるので是非皆さんも参考にしてみてもらいたい。