技術選

文脈から読み解く!全日本スキー技術選の評価ポイント!

今回、今までの全日本スキー技術選手権大会からルール変更がありました

代表的なものは「ジャッジ評価方法の変更」です

今回は「国語的」に全日本スキー技術選の評価ポイントを解説し、各種検定会の評価点の違いも明示したいと思います

あくまで「文章」から読み取った情報で考察、比較しています。必ずしもそうであるとは言えないかもしれませんが参考程度にはなるかと思います

※未完成部分もあるので後程リライトします

第56回全日本スキー技術選手権大会のジャッジ評価の観点について

● 5審5採で行います。
各ジャッジ100点満点で表示します。持ち点を各20%として、その合計を合計点として表示します。
5 審の内容は、テクニカル点(ターン技術点)3 名、アーティスティック点(技術芸術点)2 名の構成になります。

【テクニカル点】
・ターンスピード
(絶対スピード=スキーヤーが移動する速さ)
・推進に導く雪面コンタクト
・雪面からの外力とのやり取り
【アーティスティック点】
・前後左右の身体運動のバランス
(質が高く効率の良い運動・上半身と下半身のバランス)
・回転弧のバランス

(引用:公式ページより)

上の情報より読み解いていきます!

5審3採用から5審5採用へ!各ジャッジの20%ずつが得点反映!

大きな変化としてすべてのジャッジが反映されるようになりました

  • 5審5採用
  • 1人100点満×0.2点
    (各ジャッジの点数×20%の合計)

5審5採用になったことで例え極端に低い点数や高い点数が出されたとしても切り捨てられることが無くなりました

その分、20%しか繁栄されないので影響としては少ないように感じます

ちなみに男子準決勝マテリアル規制のリザルトを検証した結果

最も大きくジャッジのバラつきがあったのは4点でした
(※ジャッジの観点が違うためテクニカル点で検証)

詳しく説明すると

得点/ジャッジ A B C D E
90 91 94 93 93

※この場合ジャッジAとCで4点の差があります。

上記の例でちなみに従来通り(5審3採)の採点方法だと91、92、93が採用され92.0ポイントです

今回の場合(5審5採)だと92.2ポイント

0.2ポイントとわずかながら得点に影響があることが分かります

今回、男子優勝者と男子準優勝者の総得点の差が0.2ポイントだったことから小さい得点かもしれませんが勝ち負けに関わり大きな変更であったことが分かります

テクニカル点について

ターンスピード(絶対スピード=スキーヤーが移動する速さ)

ターンスピードとあるので、当然直滑降はNGですね(笑)

次に、スキーヤーが移動する速さとあります

スキーヤーは左右にターンしながら落下するので縦方向、横方向に移動します

このことから

  • 板の走り
  • スタートからゴールまでのスピード

がジャッジの観点に入っていると考えられます

推進に導く雪面コンタクト

難しい表現ですね(笑)

恐らく「スキーの落下を妨げない」とか「加速する為の動き」などそういうニュアンスが含まれていると考えられます

雪面コンタクトとあるので板と雪面が接している状態で推進させる必要がある

ということが言えるはずです

つまり、スキーを雪面で捉えつつ加速していく動きが表現できている人は高得点

という具合ではないでしょうか?

雪面からの外力とのやり取り

またまた難しい表現ですね(笑)

外力とは一般的に

  • 重力
  • 落下スピード(滑走スピード)
  • 遠心力

等が挙げられます

どういうやり取りが評価されるの??という疑問が浮かび上がるかと思いますが

先程説明した「推進に導く雪面コンタクト」から推察すると外力を損なう動きは点数に反映されない

ということが言えます

つまりせっかく出ているスピードを殺す(減速する)動きは良くない

ということになります

逆に言えば外力のやり取りとは「スピードや遠心力を活かしつつ加速する動きをスキーと雪面のコンタクトを保ちつつ行う」ことが評価のポイントだと考えられます

もっとわかりやすく言うと「外力(重力や落下スピード、遠心力)を活かして滑り降りる」ということではないでしょうか?

テクニカル点をまとめると

  • 板の走り
  • スタートからゴールまでのスピード
  • スキーを雪面で捉えつつ加速していく動き
  • 外力(重力や落下スピード、遠心力)を活かして滑り降りる

これらが言えるのではないでしょうか??

これらをまとめると「スタートからゴールまで得た外力を推進につなげ縦横に速いターンをする」ことが高評価の条件だといえます

アーティスティック点について

前後左右の身体運動のバランス質が高く効率の良い運動・上半身と下半身のバランス)

超要約すると前後左右で正しいポジショニングをしなさい!ということではないでしょうか?

前後左右という言葉からわかるようにターン中、ニュートラルの部分双方でバランスが問われるということです

つまり、演技全体でバランスを崩さず滑り降りてこい!ってことでしょう!

効率の良い運動という言葉からは「推進を妨げる動き」はマイナス評価だと考えられます

テクニカル点のジャッジの観点で推進やスピードという言葉があったので単にブレーキング要素のある滑りは効率が良いとは言えません

また、現地のナレーションで「アーティスティック点はミスをした選手から大きくポイントをマイナスする」というニュアンスの説明がありました

現にミスをした選手のリザルトをみるとテクニカル点は高くても、アーティスティック点が極端に低い人もいました

テクニカル点を3で割り、アーティスティック点を2で割った差が4点ある選手もいました

このことから例え推進要素があって切れのいい滑りをしてもミスをすればアーティスティック点でマイナスを食らう

そういうことが分かるかと思います

回転弧のバランス

個人的には今回一番難しい表現です(笑)

回転孤のバランスという言葉のみです推察できるのは

  • 左右差のないターン孤
  • 前後にもバランスのいいターン孤
  • フォールラインに対してのライン取り
  • スピードとに対してのターンサイズ

この辺りが評価の対象になるのではないでしょうか??

アーティスティック点をまとめると

  • スピードを活かしつつバランスよく滑ること
  • ミスをせずに滑り降りること
  • 外力に対して適切なバランスで表現すること

    書道で例えるときれいなバランスで文字が書けているか?文字がかすれていないか??そういう部分が見られるということでしょう

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