カービングスキー だと簡単に曲がる理由をわかりやすく解説します

結論を言うと、傾けてある程度板に乗っていくだけで簡単に曲がれます。それがカービングスキー です。今までのスキー(昔のスキー)はそうもいきませんでした。その辺も併せて解説していきます

ワタル
この記事では「構造的視点」から解説しています。要は使い様で、常にこの使い方が正しい!と言うわけではありません。それを語り始めると論文かけちゃんので( ;´Д`)

カービングスキー だと簡単に曲がる理由をわかりやすく解説します

この記事では、ここだけは理解して欲しいポイントを随時紹介しています。軽く頭の片隅に入れてもらえると覚えやすくなるかと思うので是非参考にしてください

①カービングスキーの超基本的な部分を押さえよう!

最低限抑えたい専門用語

  • エッジ:板の側面の金属部分
  • スリーサイズ:トップ、ウエスト、テールのこと
  • サイドカーブ:スリーサイズの違いから生まれる側面部の曲がり

②誇張しすぎたカービングスキー でイメージを高めよう

画像はテキトーに切った段ボールですが、ボンキュッボン体型です笑

とりあえず「カービングスキーってこんな感じなんだ・・・」って知ってもらえると幸いです

カービングスキー は「ボン キュッ ボン」

③カービングスキー を傾けると雪面と板の間に隙間ができます

④傾けたカービングスキー はトップとテールだけ雪面に引っかかった状態

赤丸の部分はエッジで引っかかって動きにくい部分です。エッジのイメージがつきにくい方は、板の側面全体に金属の刃の様なものがスキーについていると考えてください

これがあるおかげで、スキーで雪面を削ったり切れ込みを入れてバランスを取ったりできます。

上の画像をご覧いただいて真ん中の部分が浮いていることがわかります。この部分は沈み込みます。イメージができない方はスキー場に行った時、板をつけて雪の上に座りスキーを押してみてください。

板が撓む動きを感じられるはずです

※かなり誇張したカービングスキーの画像例なので実際はもう少し真ん中の部分も雪面に接しているはずです

エッジのおかげで引っ掛かりが生まれ板の真ん中を押し込めることを理解しよう

⑤カービングスキーを傾く+踏む=撓む(たわむ)

板を傾けて踏み込むとこの様な状態になります。④の時はトップとテールしか雪面に接していませんでしたが、この場合、全体が雪面に接していることが確認できます。

この状態で、板の側面をマジックでなぞってみました。すると、画像の→の部分の様に線が丸く描かれました。

単純に考えてこの状態をキープするだけでカービングスキー は曲がれます。傾いてバランス取れるの??って思いますが回ってる=遠心力が発生します。調和が取れれば逆にバランスがいいポジションとなるわけですね!

ちなみに昔の板はサイドカーブがほぼないので傾けて踏み込むだけでは曲がってきません。曲がってこない=遠心力もらえない→転ぶ・・・って感じです

  • 傾く+踏む=撓む(たわむ)
  • 撓むと雪面に円を描ける→その円に乗り続ければ勝手に曲がる
  • 遠心力があるから傾いてバランス取れる
  • 昔の板は傾いても曲がってこない→遠心力もらえない→転ぶ

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